日米外相会談 普天間めぐり平行線 同盟深化協議は開始へ(産経新聞)

 【ホノルル=加納宏幸】岡田克也外相とクリントン米国務長官は12日午前(日本時間13日未明)、ハワイ・ホノルルのホテルで1時間20分にわたり会談した。懸案の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題で、岡田氏は5月まで移設問題を先送りする政府方針を説明し、理解を求めたが、クリントン氏は名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部に移設する現行計画の早期履行を重ねて要求し、議論は平行線をたどった。

 会談後の共同記者会見で、岡田氏は「5月までにきちんと結論を出し、日米同盟への影響が最小限で済むようにしたい」と表明。クリントン氏は「普天間移設を含む約束を守ってくれるよう期待する。現行の米軍再編ロードマップが最善の道だ」と述べた。

 また、岡田氏は単独会見で「(現行計画は)案として依然残っている」と説明。「鳩山由紀夫首相や外相が言ったことができないとなれば、人間社会で信用されなくなる」と述べた。

 会談では、普天間問題を受け、棚上げされてきた同盟深化に向けた協議を開始することで合意。今月19日の日米安全保障条約改定50周年に、両国の外務・防衛担当閣僚が日米同盟深化を目指す共同声明を出し、今年前半に日米安全保障協議委員会(2プラス2)を開くことでも一致した。

 一方、岡田氏は会談で、北朝鮮が朝鮮戦争休戦協定を平和協定に転換するため米側に会談を提案していることを受け、「平和協定の交渉を6カ国協議と違う場でするならば、遅延工作の口実にされかねない。気をつけなければいけない」と述べ、慎重な対応を要請。クリントン氏も同じ認識を示した上で、北朝鮮による日本人拉致問題に触れ、「昨年2月の訪日の際、被害者家族と会ったが、非常に心を痛めている。許しがたいことだ」と述べた。

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